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2020.07.07|ばねを知る
《第19回》線材曲げ加工

<押しばね><引きばね><トーションばね>を紹介してきました。今回は線材曲げ加工となります。

今までのばねと違い複雑な形状ですが、ばね一つの役割だけでなく、二つ三つの役割を果たす部品として使用されることが多

いです。

線材を成形をするには、曲げ加工が必要となります。曲げ加工は、被加工材に力を加えることで塑性変形させる加工方法

です。この線材は、炭素の含有量により「普通線材」と「特殊線材」の2つに分けられます。

普通線材は、炭素含有量が0.09%~0.25%で、金網・針金・釘・ねじなどの素材に。

特殊線材は、低炭素の0.09%以下、もしくは高炭素の0.25%以上のものに分類し、強靭性や耐久性が求められるワイヤー・線

バネ・溶接棒などに使われます。

線材から作られる製品を量産する場合は、基本的にコンピューター制御によるNC機械が用いられます。しかし、機械での加工

が難しい場合や小ロットの場合は、手加工することもあります。

フォーミングマシンは、線径に対して曲げRが非常に小さいと製作は困難ですが、金型を作ることなく生産が可能です。

また、複雑な形状でも連続して曲げ加工行えるため、作業の工程数を抑えられる・金型費カット・形状にもよりますが、

短納期もポイントとなります。

バネを製作するのであれば、さまざまな形状を一度で加工できるスプリングフォーミングマシンや、単純な形状を素早く成形

できるコイリングマシンを使います。

線材の曲げ加工は、機械で成形することもあれば、条件によって手加工にて製造することもあります。また、金型を製作した

ほうがコストが抑えられるのかなど、設計段階から考慮する必要があります!

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