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お知らせ

ばねを含む複合部品の開発・製造へ向け、2023年1月自動ベンダー機導入

複雑な線加工を得意としばねの設計製造を行う栄光技研株式会社(本社:大阪府門真市、代表取締役:平岩 将幸)は、新たに自動ベンダー機を導入します。これにより、ばね用線材以外の線材加工が可能となることから、複合部品の開発・製造への歩みを一層進めてまいります。

実際に設備導入している様子の動画です。

自動車業界では共通部品化が進み、開発や部品管理の工数を省きながらより効率的に良いものを作る動きがあります。自動車部品の世界市場は新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも2024年頃には2019年の市場規模まで回復し、2030年には40兆円を超えると予測されています。(※1)

その他、農業機械分野では高齢化や担い手不足により高性能な農業機械の開発・製造が進み、先進国を中心に高齢化が進む中で医療機器業界も成長を続けています。

機械設備の高度化を背景に機械に搭載する部品への要望は高度・多様化し、価格的な競争力も求められる中で、当社のような部品を製造するメーカーは、お客様のニーズに応えるべく技術力を磨き、対応範囲を広げる必要があります。

この度の自動ベンダー機導入により、ばね用材料ではない鉄線などをφ6からφ13の線径を加工できる他、熱処理工程や防錆油塗布が不要となります。加工幅が広がることで、自動車・農業器具・医療機器などのばねを含む部品製造に対応してまいります。

「ばねを含む複合部品をつくる会社にする」ー当社が長年掲げている目標です。2013年には創業時からの社名である「栄光スプリング株式会社」から「栄光技研株式会社」へ社名変更し、複合部品の開発ができるよう取り組んでまいりました。
ばねは、ばね単体だけでは動けません。組み付けられた部品とともに作用することで、機械の中で、人々の暮らしの中で動いています。
今回の自動ベンダー機導入によって複合部品の開発・製造への歩みを一層進めてまいります。

■自動ベンダー機導入の概要


機械設備名称:ロボアーム MB13-3DC
導入予定日:2023年1月
特長:・対応可能線径:φ6〜φ13
   ・熱処理工程 防錆油塗布不要

(参考:丸昭機械株式会社_製品紹介

(※1:自動車部品30品目、2030年は約41兆円規模へ:富士キメラ総研が市場調査 – EE Times Japan

お問い合わせ先
栄光技研株式会社 平岩由紀
TEL:072-881-3556 FAX:072-881-6560
mail:y-hiraiwa@eiko-sp.co.jp

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