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投稿日:2020年6月30日 | 最終更新日:2023年3月16日
カテゴリ:ばねを知る
《第10回》トーションバネの設計
コイルばねの一般的なものは、圧縮コイルばね、引きばね、トーションばねの3つ。
( 《第9回》トーションばねについてにて詳しく紹介しています。)
ばねは、同じ機能性部品であるねじや歯車と異なり、規格品が少なく設計者が設計することが多い部品の一つです。
種類によって異なるエネルギーが発生し、そのエネルギーが荷重に影響します。特にトーションばねは、コイル部が密着して擦
れることから、高速で繰り返し動作する機構には用いません。
押しばね・引きばねの公式は同じですが、トーションばねのみ異なります。
トーション(ねじり)ばねの基本公式
ばねの線材自体に曲げ応力が加わり、荷重による弾性エネルギーは曲げ弾性エネルギーとして蓄えられます。