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もっと知りたい 技術コラム

当社がベンダー曲げ加工でお断りするケース|事前に知ってほしいこと

曲げ加工のご相談をいただく中で、すべての案件をお受けできるわけではありません。私たちは「何でも引き受ける」よりも、確実に品質を出せる案件を責任をもって対応することを大切にしています。そのため条件によってはお断り、もしくは内容の見直しをご提案するケースがあります。今回は、実際によくあるお断りするケースと、理由・代替案をお伝えします。

ケース1:材質・線径に対して曲げRが極端に小さい


図面上では問題なさそうでも、以下の理由から、お受けできない場合があります。
•割れのリスクが高い
•曲げ後の寸法が安定しない

理由
•材質ごとに「安全に曲げられる限界」があり、超えると不良率が一気に上がります。

代替案
•曲げRの見直し
•材質変更(同等強度の別材)
•曲げから溶接構造への変更

ケース2:公差条件が現実的でない

全寸法に厳しい公差が指定されている場合、加工上のリスクやコストが大きくなりすぎることがあります。

理由
•曲げ加工はどうしても戻りやばらつきが発生します。必要以上に厳しい公差は、品質不良の原因になりかねません。

代替案
•機能上重要な箇所のみ公差指定
•組立側で吸収できる設計への変更

ケース3:試作なしでの量産スタート

初めての形状・材質にもかかわらず、いきなり量産をご希望される場合はお断りすることがあります。

理由
•量産後の修正は、時間もコストも大きなロスになります。

代替案
•まずは1個〜数個の試作
•曲げ条件・寸法確認後に量産へ

ケース4:条件が固まりきっていないままの価格重視案件

仕様が未確定の状態で、「とにかく一番安く」というご要望だけが先行する場合も、慎重になります。

理由
後出し条件が増えると、下記内容につながりやすいためです。
•トラブル
•追加費用
•納期遅延

代替案
•条件整理を一緒に行う
•優先順位(価格/納期/品質)の明確化

ベンダー曲げ加工品の製作事例

実際に、弊社で対応したベンダー曲げ加工品の製作事例をご紹介します。
1、自動車内装部品に使用するベンダー曲げ加工品  
2、固定部品として使用するベンダー曲げ加工試作品
3、後工程を考慮したベンダー曲げ加工部品

栄光技研ではφ6~φ13のベンダー曲げ加工を得意としております。曲げ加工について「これ、いけるのかな?」と少しでも迷ったら、図面が固まっていなくても構いません。お気軽にご相談ください。

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