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もっと知りたい 技術コラム

線加工技術で立体化したロゴの設計と製作事例を紹介します。

ロゴマークは、通常平面で使用されることを前提に設計されています。パンフレットや看板などでは問題なく成立する形状でも、立体物として製作する場合は条件が変わります。
今回、RXシリーズの線加工技術を用いて、自社ロゴを立体物として製作しました。

目的は2つあります。自社ロゴを用いることで、加工技術の適用範囲を具体的に確認しました。
1、線加工でどこまで平面デザインを立体化できるのか
2、自社ブランドを立体物として再定義する

平面デザインは、そのままでは加工できない

最初の課題は、文字同士が連続している箇所でした。線材は「線」で構成されるため、一筆書きに近い構造となります。ロゴデータ上では自然に接続している形状も、線材では同一の構造を再現することはできません。

無理に再現すれば、強度不足や歪みの要因になります。

  • 分割位置の設定
  • 溶接による一体化の設計
  • デザイン保持の許容範囲の整理

を行い、構造として成立する形状へ再設計しました。

印象を左右する矢印部分の調整

最も検討を要したのは、ロゴ内の矢印部です。角度や曲げRがわずかに変わるだけで、全体の印象は大きく変化します。

平面ではシャープに見える形状も、立体化すると曲げ精度、左右の対称性によって見え方が変わるためです。
見た目を優先すると強度が落ちる場合があります。一方で、強度を優先すると本来の印象から離れてしまうこともあります。そのバランスをどこで取るかを考慮しながら、試作と調整を重ねました。

地域ネットワークによる一貫対応

溶接や塗装工程は、門真市近隣の協力会社と連携して対応しています。加工単体で完結させるのではなく、仕上げまでを含めて工程を設計しています。
地域のものづくりネットワークを活かすことで、品質と納期の両立を図っています。

小ロット・量産対応について

ロゴマーク製作は、小ロットでの対応が可能です。小ロットの場合は一式見積りとなります。量産の場合は数量に応じて単価調整が可能です。
納期は仕様・数量により異なりますが、目安として実働2週間以上を想定しています。

見た目と強度の両方を満たす寸法や構造を探す工程が、今回の設計上のポイントでした。

・平面デザインを構造体として成立させるための検討
・曲げ加工および溶接における精度管理
製作を通じて、平面デザインを立体で表現する際に生じる課題と、その考え方を整理することができました。

栄光技研株式会社では線加工技術にてロゴマークの立体製作が対応可能です。ご検討の際はぜひお問い合わせください。

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