SS400は、構造用圧延鋼材の中でも最も広く使われている材料のひとつです。建築・機械・設備など用途の幅が広く、加工性や溶接性のバランスが良い材料です。
使用頻度が高いであるがゆえに「どう曲げるか」「どこまで精度を出すか」で、仕上がりに差が出やすい材料でもあります。
SS400材を使用した製作実績
弊社で対応したベンダー曲げ加工品(SS400材)を紹介します。
1、自動車部品に使用するベンダー曲げ加工品
2、U字加工を用いたフック形状ベンダー曲げ部品
3、家庭用品に使用するベンダー曲げ加工品
SS400材でできること――弊社の得意なこと
1、曲げ加工専門、テーブルベンダーでは難しい曲げにも対応
SS400は扱いやすい材料である一方、条件が重なると難易度が上がります。
たとえば、
•小さなRでの曲げ
•多角形状の連続曲げ
•スプリングバックの厳密な制御
現場では、設計製作シミュレーションソフトを使用し、曲げ条件を微調整していくことが多いです。
2、短納期対応を支えるSS400の在庫体制
設計変更や追加発注が発生した際、材料の調達が課題になることがあります。弊社では、流通量の多い標準サイズに限り、SS400材の一部を社内在庫として保有しています。
実際に「φ12のSS400を翌日までに欲しい」というご相談に対し、在庫対応で納品できたケースもありました。
すべてのサイズをカバーできるわけではありませんが、まず動ける可能性があるかどうかを確認できる体制を整えています。
3、量産・長期案件における安定供給
SS400のような汎用材は、材料の安定確保がそのまま生産安定にもつながります。当社では量産案件や長期プロジェクトにおいて、必要数量やスケジュールに応じた材料手配を行い、供給の安定性を重視しています。
そのため、長期発注の途中で仕様変更や追加対応が発生した場合でも、可能な範囲で柔軟に対応できる体制を整えています。
加工できる対応範囲について
当社では、すべての加工に対応するのではなく、対応範囲を明確にすることで、品質と納期の安定を重視しています。現在、以下の後加工には対応しておりません。
・ねじ切り加工(両端)
・面取り加工
・穴あけ加工
別工程での対応となりますが、無理に一貫対応を行うのではなく、各工程に適した方法で進めることで、結果的に品質と納期の安定につながります。そのため、設計段階でご相談いただくことで、全体工程を踏まえた最適な進め方をご提案することが可能です。
栄光技研株式会社ではばね材料のノウハウを活かし、ベンダー曲げ加工品をロボアーム MB13-3DCにて製造します。ベンダー曲げ加工に使用する材料についてもお客様のご要望に合わせた最適な材料選定をサポートします。SS400材などでお困りの方はぜひお気軽にお問い合わせフォームでご相談ください。
