本文へ移動

もっと知りたい 技術コラム

Web問い合わせ受注事例│ダブルトーションばねの図面検討と加工方法をどう判断したか

Web問い合わせにおけるばね部品の場合、初期段階で設計初期の確認の場になることが多くあります。今回は、Webフォームから図面が送付されたダブルトーションばねの試作案件について、どのような図面検討を行い、どのように加工方法を決定したのかを紹介します。

確認したポイント

今回の案件は、線材フォーミングによるダブルトーションばねの試作依頼でした。図面確認時にチェックした主な項目は以下です。

  • 線径とコイル内径のバランス
  • 使用頻度(繰り返し回数)
  • 公差指示の妥当性
  • 想定荷重・固定方法
  • 希望価格帯・希望納期

ダブルトーションばねは、形状精度だけでなく左右コイルのバランスや初期角度の安定性が性能に直結します。

Web打合せで整理した技術課題

問い合わせから24時間以内に概算見積を提示し、その後3日以内にWeb打合せを実施しました。打合せでは、以下の点を確認しました。

■ トルク計算と使用条件の整合性
図面上の巻数と線径からトルクを算出し、実際の使用荷重と比較しました。使用頻度が高い用途だったため、へたりのリスクについても共有しました。

■ 公差の再設定
機能に影響しない部分の公差を緩和することで、加工安定性とコストの最適化を図りました。

加工方法の決定

最終的に決定した仕様は以下です。

線材:ステンレス材
成形:マルチフォーミング加工

判断基準は次の3点です。

•指定トルクを安定して再現できること
•繰り返し使用時の耐久性を確保できること
•量産時にばらつきが抑えられること

図面の数値をそのまま形にするのではなく、設計意図を読み取り、加工と性能を両立できる条件を整理することが必要です。

当社で対応した製作実績

今回のようにダブルトーションばねをはじめ、Web問い合わせから受注につながった案件は他にもあります。

1、産業機械部品に使用されるダブルトーションばね
2、分包機に使用するダブルトーションバネ
3、産業機械部品に使用するダブルトーションバネ

ダブルトーションばねのような機能部品では、
•線径
•巻数
•アーム角度
•使用条件

要素を総合的に判断し、加工方法と性能を両立させることが重要です。図面段階でトルク計算や加工可否の確認が必要な場合も、Webフォームからご相談いただけます。

お問い合わせフォームはこちら

技術コラム 一覧に戻る