昨年12月、大阪人間科学大学において出前授業を行いました。今回、30人の大学生が学ぶのは「クリエイティブ心理学」。商品や製品開発などのアイデアを創出する能力を鍛えるための講義です。

栄光技研株式会社から常務の平岩が登壇し、会社概要と「ばねの開発、活用」についてお話ししました。話を聞いた学生のみなさんは発想をふくらませ、「ばねを使って、子どもたちを遊ばせるゲームを考えよう」という課題レポートの作成に取り組みました。

 
出来上がったレポートを見ると、学生のみなさんの発想の豊さに驚かされるばかり。発想力や、考え方の柔軟さなど、学生のみなさんから学ぶこともたくさんありました。

働く場所として、製造業・中小企業を知ってほしい
栄光技研株式会社が、出張授業を行っている理由は、学生のみなさんに「働く場所として、製造業・中小企業を知ってほしい」から。

私たちが大学生のころ、大学のキャリアセンターでよく目にしていたのは、大手企業や、公務員などの求人情報でした。一方で中小企業の情報は、あまり知る機会がありませんでした。当時を振り返り「もし、就職の選択肢として中小企業の存在を認識していたら、人生が変わっていたのでは」と思うこともあります。

現在でも、中小企業が学生に向けて発信する場の少なさを感じています。情報発信の機会を設けて、中小企業で働く楽しさはもちろん、大変さについても発信することが大切だと思っているのです。
そこで「中小企業だからこそ、発信を！！」と考え、今回の授業でも中小企業ならではの働きがいを学生のみなさんにお伝えしました。

学生のみなさんにパワーをもらう
今回の出前授業では私たちが普段、思いつかないようなアイデアへと思考を広げる学生の姿に触れることができました。学生の価値観を知ることが私たちにとっても勉強になっており、出張授業に伺うたびパワーをもらっています。

栄光技研株式会社では、これからも学生への情報発信に力を入れていきたいと考えています。出前授業のご依頼があれば、お声がけください。