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常務ブログ
2020年10月13日
【第126回】伝え方一つ、聞き方一つ
10年前の会長と私の会話です。
「○○について、今社内で問題になっています。〇年前にも同じようなことが起こって対処しているようなのですが、覚えておられますか?」
「そんなん、知らん・・・」
会長は、覚えがないことや、どう言ってよいかわからない時こういう表現をされると理解しているので、今では、あまり気にもならなくなりましたが、当時は・・・「知らんって!!忘れたとか、覚えてないとか、違う表現はないのかなあ・・、覚えてないけど、○○してみたらどうかって言ってくれたら・・・」と、腹が立っておりました(笑)私も若かったので(笑)
大阪弁に慣れていないこともありましたが、なんだか冷たい感じがして、いまだにビックリしてしまうことがあります。
悪意がないことはわかるのですが・・・・少し苦手な表現です。
この出来事も、伝え方一つ、聞き方一つで、お互いが嫌な思いをすることはありません。
言葉を選びすぎて、コミュニケーションがとりにくくなるのは問題ですが、あくまで職場では、お互いのことを少し気にかけた発言や声かけを心がけたいものです。聞く側は、本質を聞き取るようこころがけるべきだと思います。
親しき中にも、礼儀あり。ことわざも教えてくれています。昔の方は、本当に偉大です。
立場が変われば、背負っているものも、考え方も違います。
いろんな人が、一緒に仕事をする、気持ちよく仕事をするには、努力が必要なのです。
お互いを尊重できる社風を広げていきたいと考えています。
また、コミュニケーションの基本は、「ありがとうございます。」「ごめんなさい。」が言えることだと私は考えています。