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2021年02月08日
【第163回】凛とした人
自立心が高く人に媚を売らない
人に流されず自分の意見を持っている
いつも清潔な服装などを心がけている
冷静で自信を持っている
ネットで「凛とする人」を検索すると上記のように出てきます。
素敵な人だなと私が思う人を表現する時に、凛とした人という表現を使います。
私の考える凛とした人は、この4つの根底に他者への優しさや、思いやりがある方です。
仕事をしていると、自分の思い通りにいかないこと、自分だけではどうしようもならないことがあります。
それを含めて仕事であるといってもよいかもしれません。
また、生きていく上においても、不安や心配との闘いで、これもまた思い通りにいかないことも多いですね。
仕事をする上でも、生きていく上でも人との関わりは避けられません。
当社では、違いを認めるということが大切だと発信し続けています。EEプロジェクトのリーダーを今年お願いしているリーダーSさんは、自らもそう思い、納得して、いろいろ考え、出来ることから取組みを始めてくれています。
リーダー経験者や役職経験者が増えてきた今だから、もう一歩進みたい。思いが伝わらなかったり、文句を言われたり、協力してくれない人間がいたり・・・、悔しい思い、辛い思いを経験しながら、それぞれがリーダーを務め、成長してくれています。
もし自分が、リーダーに任命されたらと想像し、全社員ができる限りの協力をしてほしいと願っているのです。
社長は、経営者の視点をもてる人材の育成を、と私によく言います。いきなり経営者の視点をもってもらいたいというのは、かなり難しい。でも、少しずつ、一歩一歩育成していけたらと、色々挑戦しています。
自分の意見をもっていることと、わがままは違います。
職場においても、プライベートにおいても、違いを知り、認め合うことができる人は、ストレス耐久も高く、生きやすいのではないかと思うのです。思い通りにならないことに不満を抱くよりも、自分が変わったり、仕組みを変えたりして、課題を解決したり、ひょいっと乗り越えたりするほうが、自分も周りも幸せではないでしょうか。
また、今の自分があることに、感謝の気持ちをもって毎日を過ごすことができれば、不平や不満は少なくなるのではないかと思います。いくつになっても、勉強であり、気づきが大切です。これから先、10年、20年と年を重ねていきますが、謙虚に、そして自分に厳しくなければならないと思います。会長まで含めると、10代~70代、それぞれの年代がそろう当社。
誰一人例外はいません。社会に必要とされる人材にあるためには、経営者であれ、年長者であれ、そういう姿勢や考えが必要ではないかと考えています。一番の若手だった20代、30代の時とは異なり、若手が会社に増えてきた今、よりそう思うのです
強くありたいと思っていますが、おごりや、傲慢さばかりが目立つようになってしまったら、私の負けだと思っています(笑)
凛とした人を目指し、凛とした人材を育てたいと思います。