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常務ブログ
2021年06月04日
【第185回】社会に必要とされる人であるために
ステイホームのGW中、ゆっくりテレビを見ることができました。
その中で、ワクチン接種の予約を自ら行う80代後半の女性の様子がありました。
電話でも予約できず、スマホからも完了せず、パソコンからもアクセスしたけれど完了しない。
最終スマホでの予約が完了するところまでをおっていました。
ワクチン接種の厳しい状況を知るとともに、その女性のITリテラシーの高さに驚きました。
90歳をこえた男性が、skypeを活用して遠方の友人とおしゃべりを楽しんでいる様子も拝見したことがあります。
世の中はとても便利になり、詐欺などのトラブルにも気を付けなければなりませんが、このような先輩方を見ると、年を重ねていくことは、大変なことやつらいことばかりではないのかなと思えてきます。
こだわりやプライドが強くなったとしても、変化に対して、しなやかに対応してく力をつけておくことが大切なのだと感じています。
社内の会話で、「○○は、私がやります。」「~はやっておこうか?」「お願いします。」といった能動的な会話を聞くことが増えてきました。しかしその一方で、受動的なやり取りを目にすることがあります。
「誰かがやってくれるだろう。○○さんが、対応しているから自分は関係ない。」この考え方では、成長が難しい。
言いにくいことも勇気を出して問題提起をしたり、コミュニケーションをうまくとろうと工夫をしたり、細やかで、ひたむきで、その頑張る姿に元気をもらっています。また、それをそっと手助けしている社員がいることもありがたいなと感じます。社会で、会社で必要とされる人材の要素の一つは、自らのできることをどんどん増やせる人だと思います。
性別も障害の有無も年齢も関係ありません。任されている仕事をこなすのは当たり前であり、よりよく働くことが、仕事をするということだと私は思います。仕事をしない人は、会社にとって、給与を支払う対象ではありません。
それは、社員も私も同じです。
「自ら考え、自ら動く」人材。人材教育に対する私の理想は、変わりません。それを社内により浸透させていくために、私自身が何歳になってもチャレンジし、新しいことを知ったり、教わったりすること、そしてできることを増やしていく姿勢を示していくことが大切だと思っています。
次回は9日更新です!