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お知らせ

【第199回】5S活動 改善発表会①

10月の当社全体会議は、各部署5S活動の成果発表会でした。

製造部①1F工場/製造部②2F工場/業務部/営業部 4つのグループに分かれて、

発表を聞き終えた今、それぞれの頑張りや取り組みがすばらしく、大変手前みそですが、感動しております。

取り組み内容のレベルはもちろん、プレゼン力も上がっていました。社長と私で選考をしなければならないのですが、二人とも喜びのほうが大きすぎて、「○○がよかった。~~がすごいな。」と、選考がなかなか進みません・・・

全部署に1位をあげたい気分なのですが、それではみんなの頑張りにこたえることにならないと、下記基準で、選考しました。

  1. 5Sの観点で活動できているか
  2. グループまたは部署全員で、協力して活動できていたか
  3. 効率やコストを意識して、結果を出すことができたか
  4. プレゼンの様子・資料の完成度
  5. 部署の問題を解決するために、年間を通じて活動できたか

製造部①1F工場【油付け作業場の改善と工具棚の整理】

5Sの観点すべてを網羅したすばらしい改善でした。安全性(SATEY)にも配慮されており、

ものづくりの会社において大切なことを理解し、改善できていました。

油付け作業場の改善では、作業者の作業環境・作業の効率化に配慮された製造業のモデルケースのような取組で、秒単位での効率化を進めてくれました。会社全体に広げてほしいと思いました。

工具棚の整理においては、見た目も使いやすさにも配慮されていました。すでにあるものを活用し、購入品と自ら作成したものとをうまく組み合わせていました。改善のために必要なものを自ら作る、ものづくり企業ならではの取組で、とてもよいと思いました。

改善作業中、発表準備中ともに、グループ内で話し合いながら進めている様子を何度も見ることができました。時には、楽しみながら作業してくれている様子が背中から伝わってくることもありました。プレゼンの資料もよくまとめられており、取り組んだ内容とその結果が理解しやすい仕上がりでした。

発表時間がしっかりコントロールされており、聞きやすい声の大きさとスピードでした。


製造部② 2F工場【作業効率化のための改善】

必要な工具を揃え、明示して整理整頓することと、ツール交換などをする時の作業スペースを新たに確保するために、パンチングボード付きで移動可能な作業台を購入し、5S活動に取り組んでくれました。

工具類を見える形で収納するというのは、会長の念願でもありました。

ある工場の様子で感銘を受けたから当社でも実施してはどうかと数年前から提案していました。

今回の取組、見た目もよく、使いやすい。日々の製造活動にムリがなく、統一感のある美しさを実現してくれました。

購入した作業台に引き出しをつけるかどうか迷ったが、つけない判断をしたと発表してくれていました。

理由が、引き出しにものを隠すのではなく、常に整理整頓をするように5S活動を進めるためというものでした。

その理由がとてもよいと思いました。これからも継続していくための選択をうれしく思いました。

必要な工具を工具箱から探す時間が無くなり、工具の紛失や故障に気づきやすい状態となりました。

プレゼン資料も、よく考えて仕上げてくれたことが伝わってくるものでした。現状把握から課題を明確にし、改善。

そしてその成果が分かりやすくまとめられていました。

製造部以外の社員にも理解しやすく、写真や絵などを活用した美しい資料でした。


あまりにも嬉しかったので、今回は手前みそブログ(笑)ということで、それぞれの取組の感想を発信させていただきました。

社内ブログにはなりますが、第二弾までお付き合いください!!

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