20代のころ仕事に夢中になり、なりすぎて、多少バランスが悪い時期がありました。

そんな時、ある先輩が休日や仕事終わりに声をかけてくれ、気分転換に食事に連れて行ってくださったりしていました。

ある日、「こんなにいつもよくして頂いて、ありがとうございます。私はいつも助けていただいてるばかりで、

申し訳ないです。何か私にできることありますか？ほしいものとかありますか？　笑」

いつものたわいのない会話で、本当に軽い気持ちで質問しました。

「そう思ってくれるなら、あなたのかわいい後輩にしてあげてくれる？あなたの助けが必要になる後輩が必ずいるから。」

その時の表情や声のトーンがとても自然で、素敵で、私の忘れられない一言です。

今、私はその先輩と同じくらいの年齢です。

あんな素敵な先輩になれているかな？残念ながら、そうかっこよくもなく、バタバタしています。笑

ただ、気持ちだけは、受け継いでいるつもりです。