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常務ブログ
2020年07月08日
【第73回】伝える喜び、理解する優しさ、ちがいを受け入れる強さ
伝えたいことを伝える難しさを痛感することがあります。言いたいことをくみ取る難しさも同様です。
コミュニケーション不足。当社の課題の一つだと思います。
会話がないわけではありません。(笑) 仕事を進めていくうえで、もう一言伝えたり、確認できたりしていれば防げたミスやトラブルがあるのです。
ニュアンスでわかる、雰囲気でわかることも大切だけれど、仕事においては、明確さを意識しなければと私も反省することがあります。仕事は一人では完結できません。だからこそ、自分でできることは責任をもってやりきる。
連絡・相談は、表現を明確にし、進捗も確認する。情報は、共有する。
当社には、営業部・製造部・業務部が存在します。それぞれが担当する仕事に一生懸命取り組んでくれています。中小企業ですので、部署を越えて取り組んでくれている仕事もあります。ここ数年で、改善されてはきているものの、もう一歩成長した会社になりたいと思っています。役割分担や働きやすい環境づくりはもちろんのことなのですが、経営者としては、「目標の達成」を一番に考えてどう動けばよいか、どう解決すればよいかを社員それぞれが考え、議論し、決定していける会社を目指したいのです。
本日、ヒライワ図書に「他者と働く」宇田川 元一 を置きました。
少し前に、社長が購入した本で、購入直後は斜め読み程度にしていました。休日に、しっかり読んでみると、とても共感できる本でした。私も、人はそれぞれ違う、個々の持っている自分物差しは、他者には当てはまらない。
自分の物差しで、人をはかってはいけない。そう考えています。だったら、どう進んでいくか?
起こっている問題を他責だけでとらえず、自分がどう動けば解決できるか。社員と共有したい考え方です。