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お知らせ

【第79回】策士策に溺れる

策略のうまい人間は自分の策略に頼りすぎて、かえって失敗する。

様々な細工や仕掛けを巡らしすぎると、反対に失敗してしまう。

8年ほど前、ある経営者の先輩に教えていただいたことわざです。

本格的に、自分で経営計画を作成したり、社員教育に取り組み始めたころだったと思います。

その方には、休みの日にも協力いただいて、資金繰り表の作成方法なども教えていただいていました。

ものづくりの会社で働いた経験があるわけではない私が会社のためにできることは何か。リーマンショックで打撃を受けた会社を軌道にのせ、さらに飛躍させるためにはどうしたらよいか。とにかく、毎日毎日、仕事のことばかり考えていました。

やってみてダメなら、次はこうして、その次はああして・・・うまくいかない時は、なんだかイライラが続いてしまったり…、

一生懸命やっているのに、結果が出ない、繋がらない。今思い出しても、苦しかったなあと思います。

このことわざは、そんなころ、頭でっかちになりすぎていた私をやさしく諭してくださった時に教えていただきました。

忙しい時、課題解決の方法を考えている時、会社の将来を考えている時、「信念やこころ」忘れないように、思い出すようにしています。

みなさんにも、大切にしている言葉、思い出のある言葉ありますか?

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