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2020.08.20|ばねを知る
《第27回》皿ばね

皿ばねは、円盤状の金属にドーナツ状の穴が開いているばねです。

ばねの使い方は,外周と内周に荷重を加えて円錐高さを低くする方向にたわませ,ばね作用を得ています。

ネジやボルトの緩みを止めたり、軸受回りのガタ防止に使われます。

 

<皿ばねの特徴>

・小さな空間で大きな荷重を受けることができる

・たわみと板厚の比を変えることで様々な特性が得られる

・並列・直列など複数の皿ばねを組み合わせることにより,広範囲の荷重特性が得られる

(※皿ばねを重ねるときに同じ向きに重ねることを並列重ねといい、反対に重ねることを直列組合せといいます。

並列重ねをすると緩み止めが強化され、直列組合せをするとたわみが増します。)

 

<皿ばねの用途>

①自動車クラッチ・ATミッションなどの,加圧・予圧・クッション用(動的・静的使用)

②油圧ピストンなどの復元用リターンスプリング(動的使用)

③ビル・橋などの振動・衝撃吸収用

④ボルト用座金などの軸回り(静的使用)

 

<皿ばねの材質>

用途により様々な材料が使われますが、加工性・強度・入手性・価格などの面から,SK-5.SUP等の炭素鋼が最も一般的です。

耐食性・耐熱性等を要求される場合は、SUS301・304・631,インコネル材なども使用しますが、ステンレス鋼は材料の異方

性のため、加工精度を出しにくいので注意が必要です。

 

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