製品紹介
ばね加工
押しばね
押しばねは圧縮される力に対して、
戻ろうとする反発力を利用するばねです。
別名圧縮ばねと呼ばれています。
主にボールペンなどの文房具や分包機などの
機械に使用されています。
押しばねの特徴と設計製作ポイントをご紹介します。
押しばねの最新製作実績
押しばねの特徴
押しばねは押し縮めて力を与えたり、
押す方向の力を受け止めたりすることができます。
押しばねの主な特徴は3つです。
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FEATURES
1シンプルな設計により製作が容易である
押しばねは製造する際の必要項目が少ないため設計がしやすく、製作費を抑えることが可能です。
例えば、ばねの力を強めたいときは、線径を太くする・巻き数を減らすといった調整でご希望の押しばねを製造できます。 -
FEATURES
2コンパクトな形状で限られたスペースに取り付け可能
品質を担保する取り組みとして製造設備にカメラやセンサーを取りつけ、寸法や形状の補正や不具合があるものは不良品として取り除くシステムを活用しています。
ばねの自動取り出しと製品受け箱の自動供給により、効率よく、量産を行います。
限られたスペースで使用でき、求められる荷重(力)が出る、オーダーメイドのばねを得意としております。 -
FEATURES
3押しばね端部の形状の種類が多い
押しばね端部の形状は、クローズドエンドかオープンエンドかのどちらかが一般的ですが、ばねを取り付けた時の安定感を考慮し、様々な種類があります。
| 端部形状 | 研削有無 | 使用用途 |
|---|---|---|
| クローズドエンド |
研磨有
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一般的に押しばねの端部に使用している形状になります。 |
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研磨無
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| オープンエンド |
研磨無
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自動車のサスペンション等に使われています。 |
| ピッグテールエンド |
一般的に研削無し |
押しばねを固定する手段がない場合、ねじで取り付けができる形状が便利です。徐々に小さくなるように巻きつけたもので、ねじに取り付けることが可能になります。 |
設計製作のポイント
押しばね(圧縮ばね)を設計製作する場合のポイントは主に3つあります。
お客様の使用環境・使用用途に応じて、一緒に設計することも可能となります。
ばね製造会社としてお客様の最適なばねの設計またはご提案をします。
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POINT
1ばねの材料
ばねの材料は用途とコストの2つの観点で選ぶのが一般的です。材料選択を誤ると、製品トラブルの原因となるため注意しましょう。
お客様の使用環境・使用用途に応じて材料を選定する必要があります。
材料選びの例
例えば、弾性や引張り強度が必要であればピアノ線が最適です。
また耐食性や耐熱性が求められる場合、熱や錆びに強いステンレスを推奨します。
| 硬鋼線 | ピアノ線 | ステンレス線 | |
|---|---|---|---|
| 強度 |
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| 弾性 |
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| 耐食性 |
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| 耐熱性 |
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POINT
2ばねの荷重
押しばねの荷重を強くしたい場合、線径を太くする・巻数を減らすなどの対策が必要です。ばねの荷重を計算する場合は公式の計算式があります。その計算式に合わせて設計を行うことで理想のばねを製作することができます。設計に必要な計算式についてはこちらのページをご確認ください。
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POINT
3ばねの後加工処理
押しばねの使用環境によっては、加工したばねにさらに防錆油塗布・めっき・塗装等の表面処理を施すことでばねの耐久性を上げることができます。そのためには、ばねを設計する段階から、ばねの使用環境を把握しておくことが重要です。
ばね製作の対応範囲
| 線径 |
φ0.1〜φ15㎜ |
|---|---|
| 材質 |
ステンレス系 ピアノ線 硬鋼線 リン青銅 オイルテンパー線 エナメル線 など 記載されていない材料も取り扱っている場合がございますので、まずはお気軽にご相談ください。 |
| 形状 |
円筒 円すい たる形 つづみ形 片側/両側研磨あり など |
| 巻方向 |
右巻き/左巻き 対応可 (必要にじてご指定ください) |
| 主な使用用途 |
文房具、搬送設備機械部品、建築金具など |
| 対応数量 |
試作1点から対応可能 ただし、1個〜数十個程度の単発生産は対応が難しい場合があります。継続的なリピート生産については、内容によりご相談ください。 |
当社設備では対応が難しい仕様例
以下のような仕様については、対応が困難な場合がございます。
- ・線径φ15mmを超えるもの
- ・±0.05mm以下などの高精度な公差指定
- ・手曲げや手加工が必要な微細な調整