製作実績
線加工品
角線を使用したリング状に加工した線曲げ品
角線(1.0×1.5)を使用してリング形状に加工した線加工品です。材質にはSWCを使用しています。
一般的なばねやリングは丸線で製作されることが多いですが、本製品のような角線加工は比較的特殊な加工にあたります。
丸線の場合は断面が円形のため、曲げ加工時に工具との接触が安定しやすく、加工もしやすい特徴があります。
一方、角線は断面が長方形のため、曲げる向きによって材料の変形の仕方が変わり、ねじれや寸法のばらつきが発生しやすくなります。そのため、曲げ方向や工具の当て方、送り量などを細かく調整しながら加工を行う必要があります。
また、リング形状では始点と終点がきれいにつながるように加工精度を管理することも重要です。
角線の場合は断面の向きが揃っていないと外観や機能に影響するため、加工条件の最適化が求められます。
角線リングは、丸線リングと比べて加工難易度が高い製品ですが、断面形状を活かすことで接触面積を増やしたり、特定方向の強度を高めたりできるという特徴があります。